自律神経系とは、前回も話したように、自分の意志に関わらない、不随意運動を制御します。
つまり、神経が勝手にしてくれることです。
自律神経系は2種類にわけられて、交感神経系と副交感神経系があります。
交感神経系は
カッカしてエネルギーを使う(発熱の)イメージ。
副交感神経系は
落ち着いて、エネルギーを蓄える(消化、吸収)イメージです。
つまり2つは逆の作用を示します!(拮抗支配)
そして、ほとんどの内臓器官はこの2つによって2重支配を受けています。
(汗腺は交感神経のみ、瞳孔括約筋は副交感神経のみなど、例外はありますが…)
例えば!!
心臓は交感神経系で促進、副交感神経系で抑制。胃腸の運動は交感神経系で抑制、副交感神経系で促進。
これは、面倒くさいように見えて、実はすごく当たり前のことです。
だって、(交感神経系が優位の例として)
長距離走で、走ってるときに、うんちしたくなったりしないでしょ?笑。息ゼエゼエして、心拍数あがりますよね?
逆に、(副交感神経系が優位の例として)
ウトウトしてる時には心拍数ゆっくりになってて、気づいたら教科書がよだれ(唾液)だらけだったりなんて。
どうでしょう。こんなもんでイメージついたんじゃないでしょうかね?
ではでは。
John
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